SUZUKI ADDRESS V100は、ターン&オイル併用ランプに代表されるように、とてもシンプルで合理的な設計の基に造られています。
部品点数が少なくなる分、故障要因の減少や運用コストを抑えることにも貢献しているのですが、ヘビーユーザーにとっては、それがかえって物足りなく感じ、不便にさえ思ってしまうところでもあります。そんなアドレスV100で長距離走るための快適化と、お役立ち装備の開発に取り組み運用してきた記録をご紹介します。また同様のコンセプトで造り上げた後継機シグナスXの記事も追加しました。

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2015_02気温5℃ほど、厳しい向かい風のコンディション。
そんな中を伊良湖岬へ向け走っていたところ、信号待ちでポスッとエンスト。
それっきりかからなくなってしまった。
こんなときは落ち着くのが肝心、セオリー通りに、圧縮、燃料、点火の確認をしていくと
火花は飛んでいるものの、か弱い感じだったので電極を磨いてみる。
しかし、それでも始動せず。
ちょうど停めた所が料理屋だったので、食事しながら落ち着いて考えてみよう。
たしかに、冬になっても8番相当のプラグのままだったし、スロットルを開けない巡航が続いて燃焼室温度は低かったからプラグに問題を来たしたのだろう。それは修正できたはずで
吸い込ませすぎて始動に失敗することもあるから、今はそれだけでかからないのかも。などなど…。
食事を終えたら再び取り組むが、やたらとセルを回しすぎてバッテリーは心もとない。
キャブヒーターのヒューズを抜いてセルに電力を集中させる。
加速ポンプを動作させないようゆっくりスロットルを全開にしてセルを回して掃気してから冷間時の始動手順を取ると、あっけなく始動した。やはりプラグの燻りが原因のようだ。
急いでシートボックスを組み立てて、岬まではナビなど機器の電源を切って充電に集中するように走る。
フェリーも一便遅らせただけで行程には大きな支障はなく、普段ならチョイスしない豪華な刺身定食もまた良かったし。
こんなサバイバルな旅を未だに楽しんでいるとは。
しかし単気筒は一本勝負。プラグのメンテは手を抜かないようにしよう。予備のプラグくらい積んでおこう。

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